【デザイン不要】YouTubeサムネイルの無料の作り方3手順

YouTubeサムネイルを無料で作る方法を解説する記事のアイキャッチ画像 顔出しなしの始め方

動画は完成したのに、サムネイルで手が止まる。デザインの勉強をしたことがないから、何を置けばいいのかわからない。私も最初はここで何時間も止まっていました。

顔も声も出さない動画を200本以上出し、サムネイルも同じ数だけ作ってきました。その経験から言えるのは、必要なのはセンスではなく、決めごとを3つ持つことです。

この記事でわかること

  • 公式が決めているサイズと形式
  • 無料で作る3つの手順
  • 押されないサムネイルの特徴
  • Canva無料版で気をつける点
  • 自分の実測クリック率

先にお伝えします。デザインの知識がなくても、決めごとさえ持てばサムネイルは作れます。ただし正解はまだ私も掴めていないので、うまくいかなかった部分も正直に書きます。

サムネイルが見られる場所

YouTubeサムネイルが実際に見られる場所を解説する見出し画像

最初に、サムネイルがどこで見られるのかを整理します。ここを取り違えると、作り込む方向がずれます。パソコンの大きな画面で見て「よくできた」と思っても、実際に読者が見ている環境はまったく違うからです。私はこれに気づくまで、細かい装飾に時間をかけていました。見られ方を知ることが、作り方を決める前の仕事です。順に見ていきます。

スマホでは親指ほどの大きさ

多くの人はスマートフォンで動画を探します。そのとき一覧に並ぶサムネイルは、親指の先ほどの大きさにしかなりません。パソコンの画面で細かく作り込んだ文字は、その大きさではまず読めません。作ったら必ず、自分のスマホで一覧の見え方を確認してください。

一覧で他の動画と並ぶ

サムネイルは単体では見られません。必ず他の動画と並んだ状態で比べられます。つまり単体で美しいかどうかより、**並んだときに目に留まるか**が問われました。周りが白っぽい画面ばかりなら、暗い画面のほうが目立ちます。この判断は、実際に検索して並びを見ないとできません。

選ばれるまでは一瞬

視聴者は一覧を親指でスクロールしながら、ほんの一瞬で見るか見ないかを決めています。じっくり読んでもらえる前提で情報を詰め込むと、結局どれも読まれません。伝えたいことが3つあるなら、2つは捨てる必要があります。この割り切りが、最初はいちばん難しいところでした。

公式が決めているサイズ

YouTube公式が決めているサムネイルのサイズを示す見出し画像

次に、守るべき数字を確認します。ここは好みの問題ではなく、YouTubeが公式に指定している条件です。調べたところ、多くの解説記事に書かれている数字と、いまの公式の記載は違っていました。長く使われてきた数値がそのまま引き継がれているのだと思います。私も確認せずに書いていたら、同じ間違いをするところでした。古い数字のまま作っている人が、かなり多いはずです。正確な条件を載せます。

推奨は3840×2160

YouTubeのヘルプには「動画の場合は3,840×2,160ピクセル」と書かれています。よく見かける1280×720ではありません。画面の解像度が上がったぶん、推奨される大きさも上がっています。作るときは、最初からこの大きさで作れば迷いません。無料のツールでも、この数値を入力すれば同じ大きさで作れます。

比率は16対9で固定

縦横の比率は16対9と指定されています。ここは動画そのものと同じ比率です。比率が違うと、一覧に並んだときに上下や左右が切られてしまいます。また最小の幅として640ピクセルという数字も示されているため、極端に小さい画像は避けてください。

容量と形式の上限

ファイルの重さにも上限があります。公式によると、スマートフォンからのアップロードで2MB、パソコンからのアップロードで50MBです。形式はJPGやPNGなどが使えます。**スマホから上げる予定なら、2MBという数字は意外と当たります**ので、書き出すときに確認してください。

無料で作る3つの手順

サムネイルを無料で作る3つの手順を示す見出し画像

ここからが本題です。手順は3つしかありません。デザインを学ぶ必要はなく、毎回この順番で決めていくだけで1枚が仕上がります。私は200枚以上作るうちに、考えることを減らさないと続かないと気づきました。凝ろうとするほど手が止まり、投稿の間隔が空いていきます。動画本体より、サムネイルに時間を取られていた時期もありました。作業を減らすことが、続けるための設計でした。順に説明します。

背景に使う画像を決める

まず背景を1枚決めます。自分で撮った写真があれば一番よく、なければ無料で使える素材を探します。ここで大事なのは、明るさがはっきりしている画像を選ぶことです。全体が中間の明るさだと、後から文字を載せたときに読めなくなります。**暗い写真か、明るい写真か、どちらかに寄っているものを選んでください**。

文字を6文字前後にする

次に文字を置きます。私は6文字前後を上限の目安にしています。理由は、親指ほどの大きさでも読めるのがそのくらいだからです。説明を入れたくなりますが、それはタイトルの仕事です。サムネイルとタイトルで同じことを言う必要はありません。役割を分けると、両方すっきりします。

同じ型で書き出す

最後に、その配置を型として保存しておきましょう。次からは背景と文字を差し替えるだけで完成します。毎回デザインを変えないでください。同じ型で出し続けると、一覧の中で自分の動画がひと目でわかるようになります。作業時間も、1枚あたり数分まで下がります。

押されないサムネの特徴

押されないサムネイルの特徴3つを示す見出し画像

ここでは私が実際にやってしまった失敗を書きます。200枚以上作ってきたので、うまくいかない形はひととおり試してしまいました。読んでいて心当たりがあるなら、そこは直せる部分だと考えてください。どれもセンスの問題ではなく、知っているかどうかで決まる判断でした。逆に言えば、知った時点で回避できるものばかりでした。避けるべき形を知るほうが、良い形を探すより早く効きます。3つに絞って挙げます。

文字を入れすぎる

いちばん多い失敗がこれです。伝えたいことが多いほど、文字を足したくなります。ところが小さく表示された瞬間、文字が多いサムネイルは**ただの模様**になります。私は一時期、1枚に20文字近く入れていました。いま見返すと、何も読めていなかったはずです。

背景と文字が同化する

明るい景色の写真に白い文字を置くと、輪郭が溶けて読めなくなります。自分のパソコンでは読めても、小さくなると消えます。対策は簡単で、文字の後ろに濃い色の帯を敷くか、暗い写真を選ぶかのどちらかです。読めるかどうかは、色の好みではなく明暗の差で決まります。

毎回デザインが変わる

私の最大の失敗はここでした。毎回ちがう雰囲気で作っていたため、同じチャンネルの動画だと気づいてもらえません。一覧に並んだとき、統一されているチャンネルは一列だけ違って見えます。**揃えることは手抜きではなく、覚えてもらうための設計**でした。

Canva無料版の注意点

Canva無料版でサムネイルを作るときの注意点を示す見出し画像

無料で作る道具として、私はCanvaを使ったことがあります。無料のまま使えて、決まった大きさを指定して作れる点が便利でした。ただし使う前に知っておくべき条件がいくつかあり、これを見落とすと後で困ります。素材ごとに条件が違うためです。今回この記事を書くにあたって、公式のコンテンツライセンス契約を読み直しました。無料で使えることと、何にでも使えることは別です。要点を3つ挙げます。

Proマークの素材は使えない

素材の中には有料プラン向けのものが混ざっています。無料プランで使うと、書き出したときに制限がかかります。作り終えてから気づくと手戻りになるので、素材を選ぶ段階でマークの有無を見てください。**無料の素材だけでも、サムネイルを作るには十分そろっています**。

素材を単体で売るのは禁止

契約では、素材そのものを再配布したり販売したりすることが禁じられています。自分のデザインの一部として使うのは問題ありませんが、素材だけを取り出して配ることはできません。またEditorial Use Onlyと表示された素材は、商用の場面では使えないと明記されています。

商標への使用は禁止

素材を商標やロゴとして登録することも禁じられています。チャンネルのアイコンに使うくらいであれば通常の使い方ですが、それを商標登録しようとする場合は別の話になります。収益化を考えているなら、契約書に一度目を通しておくのが確実です。

無料のサムネイルQ&A

無料のサムネイル作成に関するよくある質問6つを示す見出し画像

最後に、私自身が調べても答えが見つからなかった質問をまとめます。サムネイルの話は感覚的な意見が多く、根拠のある数字が出てこないことがほとんどでした。人によって言うことが違い、どれを信じればよいのか判断できません。ここでは公式の記載と、自分の実測値からわかる範囲でお答えします。断定できないものは、断定せずに書きます。わからないことを言い切る記事が、遠回りの原因でした。

文字はなくてもよいのか

構いません。私が調べた中には、サムネイルに文字を一切入れていないチャンネルもありました。映像そのものの美しさで見せる形です。ただし解説動画のように内容を伝える必要がある場合は、短い言葉があったほうが伝わります。**扱う内容によって変わる**と考えてください。

スマホだけで作れるのか

作れます。無料のツールにはスマートフォン向けのアプリが用意されています。ただし公式の上限として、スマートフォンからのアップロードは2MBまでです。パソコンからなら50MBまで上げられるため、大きな画像を使うならパソコンのほうが余裕があります。

後から変更できるのか

変更できます。公開したあとでも差し替えられるので、最初の1枚で悩みすぎる必要はありません。むしろ公開後に数字を見て差し替えるほうが、判断材料が増えます。完璧を目指して公開が遅れるほうが損です。

顔なしでも押されるのか

押されます。私の動画には人物が一度も映っていませんが、それが理由で選ばれなかったとは考えていません。人物が写っているほうが目を引くと言われることはありますが、風景や作業画面が中心のジャンルでは事情が違います。**自分のジャンルの一覧を実際に見て、周りが何を出しているかを確認してください**。

有料版は必要なのか

最初は必要ありません。無料の範囲でも、大きさの指定も文字の配置もできます。素材の選択肢が増えるという違いはありますが、10枚も作らないうちから払う理由は見つかりませんでした。判断は、作り続けられると確信してからで十分です。

CTRはどのくらいが普通か

公式に「これが普通」という基準は示されていません。参考までに私の実測値を出すと、2.3%から3.4%の範囲でした。**正直に言って、高い数字ではありません**。この記事は成功例の紹介ではなく、200枚作っても掴みきれていない人間の記録として読んでください。

まとめ

サムネイルに必要なのはセンスではなく、決めごとでした。大きさは公式の数字に合わせ、文字は減らし、同じ型で出し続ける。この3つだけです。

今日からやる3つの手順

  • 3840×2160の枠を用意する
  • 文字を6文字前後に絞る
  • 型を保存して次から使い回す

私はまだ正解にたどり着いていません。それでも型を決めた日から、1枚あたりの作業は数分に減りました。今日やることは、型を1つ作ることだけです。

サムネイルを直しても数字が動かないときは、原因が別にあります。218本で140人だった記録に、そのときの検証をまとめました。

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