【218本で140人】YouTubeの登録者が増えない本当の理由

YouTubeの登録者が増えない理由を218本の実績から解説する記事のアイキャッチ画像 顔出しなしの始め方

投稿は続けているのに、登録者の数字が動かない。再生回数は2桁のまま。そんな状態が何か月も続くと、自分に向いていないのだと思いはじめます。

私は顔も声も出さない動画を218本出して、登録者は140人でした。1本あたり0.64人です。この数字を出すのは正直かなり恥ずかしいのですが、同じところで止まっている方に一番役に立つのはここだと思って書きます。

この記事でわかること

  • 218本で140人という実際の数字
  • 伸びている9社を測った結果
  • 本数以外で差がついていた4点
  • 登録されない動画の共通点
  • 今日から直せる3つのこと

先に結論をお伝えします。登録者が増えなかった原因は、努力の量ではなく方向でした。同じ分野で伸びている9社を実際に測って、それがはっきりわかりました。

218本で140人だった事実

218本投稿して登録者140人だった実績を示す見出し画像

まず自分の数字を出します。きれいな成功談から入っても役に立たないからです。伸びている人の話は検索すればいくらでも出てきますが、うまくいかなかった側の具体的な数字はほとんど公開されていません。失敗の記録は残らず、成功の記録だけが積み上がっていくためです。だからこそ、同じ場所で止まっている方には意味があるはずだと考えました。数字を隠したまま原因は語れません。まず現実から見ていきます。

1本あたり0.64人の現実

218本を投稿して、登録者は140人でした。単純に割ると1本あたり0.64人です。3本出して2人という計算になります。再生回数が2桁のまま終わる動画も珍しくありませんでした。作った本数と結果が、まったく比例していませんでした。

本数が正解だと思った理由

なぜ218本も出したのかというと、続ければ報われると信じていたからです。実際、多くの解説記事に「まずは100本」と書かれています。私もそれを疑わずに、毎回ちがうテーマで新しく作り続けました。努力の方向を疑うより、量を増やすほうが単純で気が楽だったとも言えます。

増えないまま過ぎた期間

100本を超えたあたりで、さすがにおかしいと気づきました。ただ、そこからも作り方は変えませんでした。「あと少しで変わるかもしれない」という気持ちが、検証を先延ばしにさせます。**止まって数えるより、作り続けるほうが精神的に楽だった**というのが正直なところです。

伸びる9社を実測した結果

伸びているチャンネル9社を実測した結果を示す見出し画像

方向を疑いはじめてから、同じ分野で登録者1,000人を超えているチャンネルを9つ選び、実際に数字を数えました。上手そうに見えるという感想ではなく、登録者数と動画数を1件ずつ書き出していく地味な作業です。半日ほどで終わりますが、ここで出てきた結果が、それまでの前提をひっくり返しました。伸びている人ほど、本数が少なかったのです。順に見ていきます。

動画数の中央値は29本

9社の動画数を並べたところ、中央値は29本でした。最も多いチャンネルでも100本です。私は218本で、単独で突出していました。しかも登録者は9社の中で最下位です。**本数だけが多くて結果が最下位**という、はっきりした形が出ました。

14本で1万9千人の例

最も効率が良かったのは、14本で登録者19,500人のチャンネルです。1本あたり1,393人になります。私の0.64人と比べると、2,000倍以上の差でした。14本すべてが同じジャンルで、動画の長さも1時間21分から1時間41分の範囲にそろえてあります。同じものを繰り返すことが、弱点ではなく強みになっていました。

差は本数ではなかった

9社の中で、本数が多いほど登録者が多いという関係は見つかりませんでした。33本で23,000人のチャンネルもあれば、45本で2,370人のチャンネルもあります。つまり本数は結果を説明しません。**説明していたのは別の要素**でした。それを次に整理します。

本数以外で差がつく4点

本数以外で差がつく4つの点を示す見出し画像

9社を並べて眺めると、伸びているチャンネルには共通した形がありました。どれも特別な機材や才能を必要とするものではなく、始める前に決めておく設計の問題です。つまり、あとからでも直せます。逆に言えば、私はこの4つを見事に全部外していました。才能ではなく設計で差がついていました。ひとつずつ確認してください。当てはまるものがあれば、そこが伸びない原因です。

1つのテーマに絞る

伸びているチャンネルは、内容が毎回ほぼ同じです。89本すべてが同じ海の映像というチャンネルもありました。私は毎回ちがう題材を選び、結果として何のチャンネルなのかが伝わらない状態を作っていました。毎回ちがうものを出すのは、親切ではなく不親切でした。

尺と型を統一する

先ほどの14本のチャンネルは、動画の長さを1時間21分から1時間41分に収めています。構成も同じです。視聴者は「いつもの時間、いつもの形」を期待して戻ってきます。私は5分の動画と1時間の動画を混ぜていました。これでは次に何が来るのか予想できません。

タイトル先頭に検索語

これは効果がわかりやすい違いです。伸びているチャンネルは、タイトルの先頭に検索されている言葉を置いています。私は固有名詞から書き始めていました。**検索結果では後半が切れる**ため、先頭に何を置くかで見え方が変わります。順番を入れ替えるだけなら、今日からできます。

映像を実写にする

上位2社は、どちらも自分で撮った実写映像を使っていました。私はAIで作った画像を使っていました。同じ企画のチャンネルを探したところ、7回の検索で20個も見つかり、そのほとんどが2桁の再生回数です。自分で撮った映像は、いま最も真似されにくい部分でした。

登録されない動画の共通点

チャンネル登録されない動画の共通点を示す見出し画像

ここからは、再生はされるのに登録されない状態について書きます。私の場合、新規の視聴者が前の月の5倍以上に増えた時期がありました。それでも登録者はほとんど動きません。喜んでいいのか悪いのか判断できず、しばらく放置していた期間です。この現象には理由があり、分析画面の数字にはっきり表れていました。見られることと、登録されることは別の話です。原因を3つに分けて説明します。

リピーター1.4%の意味

分析画面を見たところ、視聴者の98.6%が新規で、戻ってきた人は1.4%でした。つまりほぼ全員が一度きりです。登録は「また見たい」と思われて初めて起こるので、この数字では増えません。**新規を集める力はあるのに、留める力がない**状態でした。

毎回テーマが変わる問題

戻ってこない理由ははっきりしています。前に見た動画と次の動画が別物だからです。今日気に入った内容が、明日も出てくるとは限りません。視聴者からすると、登録する理由が見つからないわけです。登録とは、次も同じものが来るという約束への同意でした。

次に何を見るのか不明

チャンネルを開いたときに、次に見るべきものが並んでいないという問題もありました。似た動画が並んでいれば連続して見てもらえますが、ばらばらだと1本で終わります。再生リストの整理も後回しにしていました。ここは作り直さなくても、並べ替えるだけで改善できる部分です。

登録者を増やす3つの手

登録者を増やすために今日から直せる3つを示す見出し画像

では何をすればよいのかを、3つに絞ります。どれも新しい機材や費用は必要なく、決め方を変えるだけで着手できます。正直にお伝えすると、これは私自身がこれから直そうとしている内容であって、成功の報告ではありません。ただし思いつきではなく、9社を実際に測ったうえでの判断です。増やすためにやることは、増やすことではありませんでした。順に説明します。

出す本数を減らす

まず、本数を目標にするのをやめます。9社の中央値は29本でした。100本出す前提で計画を立てると、1本あたりにかけられる時間が減ります。**同じ時間を10本に集中させたほうが、1本の完成度は上がります**。数を減らすことは、手を抜くことではありません。

型を1つに決める

次に、動画の形を1つに固定します。長さ、構成、雰囲気をそろえて、毎回同じものを出す状態にします。飽きられるのではないかと心配になりますが、実測した9社は全部そうしていました。同じものを求めて来ている人に、ちがうものを出してはいけません。

タイトルの先頭を変える

最後に、タイトルの語順を入れ替えます。検索されている言葉を先頭に置き、世界観の表現は後ろに回します。これは過去の動画にも適用できるため、今日からでも着手できます。作り直しが不要で、効果を確かめやすい変更です。タイトルの次に効くのがサムネイルで、その作り方はサムネイルを無料で作る3手順にまとめました。

登録者が増えないQ&A

YouTubeの登録者が増えない件のよくある質問6つを示す見出し画像

最後に、私自身が答えを探して見つからなかった質問をまとめます。検索して出てくるのは精神論か、根拠のはっきりしない数字ばかりでした。信じて実行し、うまくいかず、また検索するという時間を何か月も繰り返しています。ここでは自分の実データと、9社を測った結果からわかる範囲でお答えします。断定できないものは、断定せずに書きます。わからないことを断言する記事が、遠回りの原因でした。

毎日投稿すれば増えるのか

本数と登録者に比例関係は見つかりませんでした。私は218本出して140人です。ただし投稿が止まると露出も減るため、頻度がどうでもよいわけではありません。**頻度より、同じ型で出し続けることのほうが効いていました**。

何本目から伸びるのか

決まった本数はありません。私が調べた範囲では、最初の10本がほとんど再生されず、その後に一気に伸びた例がありました。一方で、伸びた後に9割以上減った例も同じチャンネルで起きています。数字は上下するものだと考えて、1本の結果で判断しないでください。

古い動画は消すべきか

消す必要はないと考えています。再生されていない動画があっても、それ自体が悪影響を与えると断定できる根拠を私は持っていません。ただし、型を統一する方針に切り替えるなら、古いものを消すより、新しい型のものを並べるほうが早いです。

ショートは登録に効くのか

私の場合、流入の76.4%がショートからでした。新規を集める力は確かにあります。ただしリピーターは1.4%のままだったので、**集めた人を留める設計がなければ登録にはつながりません**。ショートは入口で、出口は別に用意する必要があります。

登録者0でも続ける意味は

あります。ただし同じ作り方を続ける意味はありません。私は218本かけて、それを確かめてしまいました。10本ごとに数字を見て、変化がなければ作り方を変えてください。続けることと、同じことを繰り返すことは別です。

ジャンルを変えるべきか

まず、いまのジャンルの中で絞れないかを考えてください。私の場合、題材が毎回ちがったことが問題で、ジャンル自体は間違っていませんでした。**変えるべきは分野ではなく、範囲の広さ**だった可能性が高いです。それでも数字が動かないときに、初めて分野を疑ってください。

まとめ

218本出して140人という数字は、努力が足りなかった結果ではありませんでした。同じ分野で伸びている9社は、中央値29本で私より少なく、それでも大きく上回っています。別のチャンネルを作って立て直したくなった時は、3つ作って続いたのは1つだった記録も読んでみてください。

今日からやる3つの手順

  • 本数を目標から外す
  • 動画の型を1つに決める
  • タイトルの先頭に検索語を置く

もし本数を増やしても結果が変わっていないなら、いま必要なのは頑張ることではなく、数えることです。同じ分野で伸びている5社を選び、登録者数と動画数を書き出してみてください。それだけで方向が見えます。

そもそも何を作るか迷っている方は、顔出しなしで続けられるジャンル7選から読むと順番がつかめます。やめようか迷っている段階なら、伸びない時に変える3つの点を先に読んでください。

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